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【関学出て鞄職人】

物作りの楽しさ、厳しさ、
人との出会いの大切さを語ります

感動のノンフィクション・メールマガジンン!
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【たむたむの
カバンを開けたら日本が見える!】

鞄は所詮道具入れ
でも、その作り手の意図が見えたとき
鞄は単なる道具入れではなくなるのです

鞄職人がその特異な観点から、
日本をばっさり斬り捨てるコラム集!


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法律に基づく表記】



















私達はこれまで様々なお客様のご要望にお答えしてきました。

「愛用のパンフルートを入れるケースで良い物が欲しいんです。」

「革のゴルフのスコアケースが欲しいんだよね!」

「愛着のある思い出のバッグをリメイクして欲しいんだけど・・・」

「馬鹿でかいボストンバッグを探しているんだ!」

等、等、



そんな私が、初めてオーダーバッグを作ったのは、
あの、阪神淡路大震災の翌年のことでした。

そのときのことは、以前発行したメールマガジンに書きましたので、
それを下記に書き記しておきます。
よかったら、お読みください。




Vol:12「ありがとう・・・」




あの地震が起こった二日目、

神戸市兵庫区松本通りの
私の事務所の入っているマンションはまだ燃えていました。

十字路の西北角にあるマンション、

その一階の一番東南角に私の会社はありました。

既に昨日の時点で、十字路の東北側、南東側の大部分

私のマンション以西全域が焼け野原となっています。

残っているのは、十字路の南西側と私のマンションのみ。

私の事務所が入っているマンションは西北側から火が入り

一部屋ずつ焼き尽くし、

炎は徐々に東南角の私の事務所に近づいてきます。


水がないのです。


私は、昨日より指を咥え自分の事務所が燃えるときを見守るしかありませんでした。


火種は既に、このマンションだけです。

延焼をくいとめた近隣の住民の皆さんが、私と共に寝ずの番をしてくれています。


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地震より三日目、

とうとう事務所の隣に借りている私の倉庫に火が入りました。

もう、事務所に火が入るのも時間の問題です。

私が、シャッターの閉じた事務所の前で呆然としていると、

「田村さん、ミシンを出そう!」

町内会の会長さんでした。

「もう、あかん!田村さんミシンを出そう!」

「おおいー、みんな、田村さんとこの荷物運ぶんや!

 若いやつあつめてくれ!」


避難所から、家の中から、あっという間に20人ぐらいの若者たちが集まってくれ、

私の事務所から、ミシン・漉き機・細切り機・などの機械を運んでくれました。

どれも、何人もの人間で持ち上げないと運べないものばかりです。

置き場所は斜め向の住民の方が

快く屋根のある駐車場を提供してくださいました。

そして、すべての機械を運び終わったその何時間か後、

「水や、水が出た!」

近隣に居た消防士が喜び勇んで私のところに駆け込んできてくれました。

そして、あっという間に消防車が5,6台駆けつけ、一斉に消火をはじめました。

バケツをひっくり返したような大量の水がマンションに降り注がれ、

瞬く間に火は沈下しました。


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火が沈下したことで、集まっていた近隣住民の方々が、

家路、あるいは避難所に戻られたため

マンションの前は急に静かになりました。

そこで、私は火が入ったほうの倉庫の後かたづけをしていました。

在庫商品の三分の一以上は燃えてしまい、

残り三分の二が大量の水をかぶってしまいました。

私が、水をかぶった商品を乾かすために並べていると

一人、又一人とひとがあつまってきます。

そのうちの一人の男性の方がナイロンのボストンを指差し、

「兄ちゃん、この鞄売ってくれへんか?焼け残ったもんを運ぶ鞄も、なんもないんや・・」

焼け出された住民の方たちでした。



私の腹は決まっていました。

「明日、ここに来てください!」

私は、集まってきた人々にそう言いました。


そして、町内会会長さんに倉庫の前に来てもらい、

「明日、僕は子供たちを家内の実家に避難させるために

 大阪に行きます。

 明後日には帰ってきますので、明日のうちにこの商品を

 会長さんが町の皆に分けてあげてくれますか?」

さすがに自分の目の前で、取り合いのような様を見ることは避けたかったのです。

会長さんは快く引き受けてくれました。


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私が、皆さんにお話したいのはここからです。


私の仕事は鞄を作ることです。

大阪に、契約工場や、職場さんがあるとはいえ

私が物を作らないと、生活できません。

一日休めばその分すべての仕事がとまってしまいます。


地震から5日目、大阪から戻った私は

近所の電気屋さんに頼み、関電の復旧を待つことなく

自力で、電気を引っ張り込みました。

そして、その日のうちに機械をもとの事務所に運び込み

ミシンを踏み始めたのです。

次の日も、その次の日も、

朝から夜遅くまで、自分のため、家族のため私はミシンを踏みました。

木枯らし吹く焼け野原の中に私の事務所だけが赤々と灯がともっていました。


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それから二ヶ月ほどして、私が外で作業していると

「おはよう!ありがとう!」

と声をかけて、ご婦人が通り過ぎていきます。

「今、なんか ありがとう!っていわれたけど・・・」

と家内に言うと、

「私もこの間、歩いている人に 『ありがとう!』って言われた」

と言います。

それから、何人もの人が

「頑張ってるね!ありがとう!」とか

「こんにちわ!ありがとう!」と私たち夫婦に声をかけてくれます。

最初は、鞄をもらった人かなと思いましたが、

彼らは、既に仮設住宅に移ったりしています。

何より、物をもらって言う「ありがとう!」とは明らかに違いました。


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この後、私の会社はマンションの補修工事のため一時的に別の場所に移り

再び、この松本通りに戻ってきたのは、その年の夏のことでした。

町は落ち着きを取り戻し、あちこちで復旧作業が行われています。


そんな夏のある日、一人の男性が私の事務所に来られました。

表通りでE金庫株式会社を経営しておられる、E社長です。

E金庫株式会社は、大正から続く老舗の金庫会社で

E社長とは面識もありました。


「君に鞄をつくってほしいいんや」

私よりも小柄なE社長はニコニコ笑いそう言います。

聞けば、鍵師の七つ道具を入れるので丈夫なしっかりした鞄が欲しいとの事。

「オーダーで作ると高くなりますから

 知り合いのところのカタログを取り寄せてあげますから

 そこから、選ばれたらどうですか?」

と私が薦めると、


「違うんや!君に作ってほしいんや!」


そして少し照れくさそうに、

「地震で会社が木っ端微塵につぶれてしまって、

 もうあかん!やめようと思っていたら、

 自分より若いあんたら夫婦が一生懸命働いとる。

 もういっぺん頑張ろうと思ったんや!」


「11月にあの会社跡にマンションが出来上がるんや。

 その一階で再出発する!

 その記念にあんたに鞄を作ってほしいいんや!」




私たち夫婦は、自分のため、家族のため一生懸命働いたに過ぎません。



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その次の年のお正月、

いつものように、会社の入っているマンションの大家さんから

年賀状を頂きました。

大家さんは、兵庫区の民生委員及び婦人会の役員もされています。

そこには、達筆な字でこう書かれていました。


「あけましておめでとうございます。

 あなたがた夫婦が、一生懸命働く姿に

 松本通りの住民の方々は

 勇気をもらいました。


 ありがとう!」


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メールマガジン「関学出て鞄職人」第12号より











その後、私達夫婦は、
兵庫区の松本通りから出て、
同じ兵庫区の中道通りに工房を移した後、
5年前、現在の中央区に工房を構えました。


その間、会社も順調に成長していたので、
メーカーの部分の仕事だけで精一杯で、
エンドユーザー様との接点は途絶えていき、
いつからかオーダーバッグを受け付けるのは、
友人・知人のみとなりました。




ところが、昨年工房の一部をアウトレットショップとしてオープンし、
再び、エンドユーザー様との交流が始まると、
アウトレット商品の購入以外に、
次々とオーダーバッグの依頼が舞い込んできました。






「愛用のパンフルートを入れるケースで良い物が欲しいんです。
今、市販しているのはビニールのものしか無いんです。」
と言い、私が始めてみる楽器を持って来られたご婦人。


「もう、お医者さんに行くときしか鞄を持たないから、
これと同じバッグをずっと持てるように革で作ってくれませんか?}
と、合皮のポーチを持ってこられた、可愛いおばあさん。


「革のゴルフのスコアケースが欲しいんだよね!
スコアケースというのは、ゴルフ場で配られているものしかなくて、
それも、ビニール製なんだ!」
と言われて、結局、お友達の分も30個程オーダーしてくれた、
セミプロゴルファーさん。


「馬鹿でかいボストンバッグを探しているんだ!
身体がでかいから、少々のボストンじゃ、ちゃっちく見えるんだよね。」
と言って、半端じゃない大きさのボストンを依頼してくれた、
のっぽの不動産会社の社長さん。


「この聖書を入れる、ケースを作ってくれませんか?
サンプルはここにあるんですけど、少し大きくして欲しいんです。
そして、いつも、首から下げれるように、
ショルダーも付けてほしいんですけど・・・」
と、お友達と来られたご婦人。


「この、ビトンのバッグをオール革で作って欲しいんだ。
少し、小さいから全体を120%大きくしてくれる?」
と、これまた大柄な、
中国に3つの小学校を作られた、NPO法人の御紳士様


「私、気に入ったパスポートケース探したけど、全然無いよ。
幅が太くて、パスポートがこう二個並んで入って、
ファスナーで開け閉めできる奴。作れる?」
と聞いた、日本語ペラペラの
日本で海外向けの広告代理店を営んでる、外人社長さん。






数えればきりがありません・・・

「こんなにも、要望があるんだ!」

それが、私の素直な感想です。



よし、じゃ、本格的にオーダーを受けようじゃないか!

探しているものが無ければ作ればいい!
それが、私達には出来る。

そして、凄く感激して貰え、喜んで貰える。

何より「ありがとう!」の言葉が頂ける・・・



















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